SHOONIN Lab.

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プロがオススメする各種EQ(イコライザー)まとめ!

先日、プラグインとは何か説明しました。

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その中で取り上げたイコライザー(EQ)、DTMでミックスするに当たって欠かせないツールです。ただこのEQ、ピンからキリまでクサるほど種類があります。今日はプロの作曲家含め多くの業界人から聞いた情報をまとめて、手が出しやすく且つプロレベルの音源制作に到達できるコスパの良いEQを紹介しようと思います。

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イコライザー(EQ)とは?

音声の周波数特性を変更する機能があり、

  • 特定の周波数を強調する。
  • 特定の音域をカットする。
  • 全体的に周波数を平均化させる。

などの使用法があります。

例えば、ブースターのように特定の周波数帯を上げて歪ませたり、周波数帯を調整して音質そのものを変化させることで他の音(ex.ラジオのような音質、…)をシミュレートする場合にも用います。

 

オススメのEQ

FabFilter “Pro-Q2”

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【国内正規品】fabfilter Mastering Bundle

よく使うパート:Vocal,Guitar,Bass,Drum,Masterなど全てのパート

特徴:敢えて一番のオススメを最初に持ってきました。プロが認める万能EQです。お金に余裕がある人は先ずこのEQを買っておけば間違いないでしょう。

メリットとしては、

  • ポイントの数が高く、イコライジングの自由度が高い
  • アナライザーが付いている
  • MS(モノラル・ステレオ)処理に対応している

つまり原音ではどの周波数帯が鳴っているか視覚的に確認しながら、自由にカット・ブーストができます。

ただPro-Q2を通しても原音を忠実に鳴らすようになっていますので、原音をより派手にするような目的には適していないでしょう。

 

Waves “Renaissance Equalizer”

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【並行輸入品】 WAVES Gold Native ◆ノンパッケージ/ダウンロード形式

よく使うパート:Vocal,Guitar,Bass,Drum,Masterなど全てのパート

特徴:Wavesという大手プラグインメーカーが作っているベーシックのEQですね。Wavesは色んなプラグインをまとめてパッケージ売りをしているのですが、だいたいどのパッケージにもこのEQは入っています。

上記Pro-Q2と同じく、原音に忠実に周波数特性を調整できるプラグインです。ただ、Pro-Q2に比べて

  • ポイントは6つまで
  • アナライザーはない(耳を頼りにイコライジングする必要がある)
  • MS処理ができない

といった欠点があります。

一方で「比較的安価で手に入る事」と「イコライジングとして基本的な性能を満たしている事」を考えると案外バカにできない一品です。技術のある人であれば、Pro-Q2と大差ない仕上げにすることも不可能ではないでしょう。

 

WavesSSL E-Channel”

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【並行輸入品】 WAVES SSL 4000 Native ◆ノンパッケージ/ダウンロード形式

よく使うパート:Vocal,Guitar,Bass,Drum,Synth

特徴:ここから少し高価なゾーンに入ります。上記と同じくWavesSSL E-Cannnelです。

SSL 4000Eという実機に搭載されたチャンネルストリップをモデリングしたプラグインです。プロの使用率も高く、中田ヤスタカ氏は一時期コレばっか使ってたようですし、Mr.Childrenのアルバム「REFLECTION」では殆どのトラックにこのプラグインが使用されているそうです。

特徴はアナログEQ独特の倍音が付与されたような音になることですかね?原音にちょっと空気感が足された様に聞こえます。(実際コレを通してアナライザーで見ると、鳴ってなかった倍音があるようです)それでいて上品。コンプレッサーも一緒に付いているので、総合的な音作りができるプラグインと言えるでしょう

まぁそういうプラグインなので、原音から音の質は変わります。このEQで出る質感を求めている人には最高ですが、原音の質感を変えたくない人には適していないかもしれませんね。

 

Brainworx “bx_digital V3”

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Brainworx bx_digital V3 - Plugin Alliance

よく使うパート:Master

特徴:同社の実機をモデリングしたプラグインで、マスタリング用として使われるのが一般的ですね。とにかくMS処理に優れた一品です。例えばM/Sモードでツマミを操作している時、M(Mid)のツマミを操作するとMがソロで鳴り、S(Side)のツマミを操作するとSがソロで鳴り、直感的にイコライジングできるようになっています。また、左右の拡がり感を調整したり、指定の周波数帯だけモノラルにしたりできます。

最終的に音のバランスを整えるために必要不可欠なEQです。

 

Universal Audio “Neve 1073 Preamp & EQ Plug-In Collection”

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Neve 1073 Preamp & EQコレクション | UAD Audio Plugins | Universal Audio

よく使うパート:Vocal,Guitar,Bass,Drum,Synth

特徴:最後にプラグイン会の高級ブランド、Universal Audioのプラグインを紹介します。ただこのUA、他のメーカーとは一線を画したプラグインを作っています。Wavesビームスだとしたら、UAはD&G。Wavesがルミネだとしたら、UAは髙島屋。Wavesが東京だとしたら、UAはNY。…です!音の質が一段階違うと思ってください。

ちなみにコレもNeve 1703という実機をモデリングしたプラグインです。SSL同様Neve 1703独特の質感を付与する事ができます。コレを挿せばビンテージアンプで鳴らしたようなステキな空気感が漂ってきます。DTM界隈でも皆んな絶賛していますね。

ただコレ気を付けて頂きたいのがUAプラグインを使うためには、UAオーディオインターフェースが必要になります。まぁオーディオインターフェースにも買う価値あると思うんですが、高いんですよね。大体20マソくらい…。あとプラグインも1つの値段がそこそこ…1マソ以上はしますね。

お金のある方はどうぞ是非!!!

 

まとめ

という事で、よく使用する中で知り合い含めプロが絶賛するEQを紹介しました。プラグインはとにかく種類が多いのですが、その中でもEQは特に多いので参考にして頂けたら幸いです。また新しく良い物が見つかったら追記していこうと思います。(API 550とかも評判が良いですよね)

それではまた。